コジロウは完全室内飼い猫だ。屋外経験はベランダだけ、もしくは病院に行くときに味わう玄関先ぐらいか。よって、地域の猫コミュニティーにも所属しておらず、本当のところ余り猫としての自覚もない様子だ。
たまに表窓の外を近所の猫が通ると私や良人は嬉しくて
「コジロウ、お友達が遊びに来てくれたよ、ご挨拶しなさい」
とコジロウを引っ張り出して窓に連れて行くのだが、本猫は興味がないようだし、そうこうする内にお友達はどこかに行ってしまう。結局コジロウのお友達と言うよりは私のお友達が増えるばかりで、今のところ、とんちゃん、近藤先輩、ぶんちゃんがそれぞれにやってくる。
さて、そんなコジロウだがここ最近急にそわそわして裏窓の窓枠にぴょんと上ってはうろうろしたり、じっと窓の外を見つめたりしている。なんだろうと思って見てみたら、裏窓の下になんか変な動物が。
その後カメラをスタンバイして3日目、とうとう捕らえたその映像を公開。
日本あなぐま君じゃありませんか!!はじめて見た!!
っていうか、ここはどこ?もはやナルニア??私の頭の中は、私の留守中にコジロウとあなぐまがお茶会をする妄想でいっぱいになっている。
当のコジロウとあなぐま君は、お互いを観察している様子。コジロウにとって生き物のお友達は始めてのはず、今後友情がどう育まれていくかが楽しみである。
以前テレビで「江戸時代の数寄者が楽しんだぶり大根」と言うのをやっていた。
何のことは無い、味付けは普通のぶり大根なのだが、違うところは大根を丸まる一本鎖のようにつなげてカービングしたものをぶりと煮てある、と言う点だ。宴席を盛り上げるために主催者が趣向として用意する、招待客を楽しませるための演出らしい。
宴たけなわの頃、大皿にどーんと出して、一同喝采、そしてあっという間に食べる、と言う感じか。なんだかバカっぽくてかわいいので一度やってみたかった。
そこで大根一本をカービングする前ににんじんで練習。大根は白いから見えにくくて難しいのだ。
中くらいのにんじん一本でこれしかできなかった。くくく。しかも苦労の割に地味だし。
切り出した余りの部分は良人がカレーに入れてくれた。変な形のにんじんがたくさん入ったカレーだったが、おいしかった。次回は同サイズのにんじんで鎖3個に挑戦するぞ。
大根1本で作ったら、巨大風呂吹き大根にしたい。でも煮たら持ち上げられないのでは。ということは、鍋からどうやって出すんだろう。困った。
フランス刺繍はとても疲れるけれど、クロスステッチは数が数えられれば誰にでもできる手軽な刺繍だ。ブックカバーを作っていて煮詰まった時にふとソファーの上に転がっていたクッションのカバーに逃げてみた。
ニトリで買った399円のクッションカバーに刺繍。布を買って来て裁断して縫って・・・と考えるとこの方が安い気がする。ニトリ、やるなあ。
図案はホップの模様。祖母の遺産の本が大活躍だ。
やってみたら案外うまく行ったのでもう一つ。
何だか、図案通りに刺していって、調整も大していらないことが判明、思わず追加のクッションカバーを買いに行ってしまった。
でもコジロウはこのクッションはお気に召さないらしい。厚みがありすぎて、上手く上に乗れないのだ。
調子に乗って、追加のカバーも購入。でもクッションカバーばっかり増えてもねえ。ソファーに乗り切らないのに、どうすんだ。
最近、身近で壊れた物とその理由を教えてください。また、壊れた結果、困ったり支障が出ている事があったら教えてください。
はい。PCからメールが送れなくなりました。Outlook Expressを友人のサーバ経由で使っていますが、受信できても送信できないという痛痒い状況で泣いています。理由は不明。Windowsが勝手にアップデートして変な動作をしているのか、インターネット環境のせい(ケーブルテレビ経由)か。
PCを触るのがだんだん嫌になって、最近Voxにも来ていませんでした。別のアドレスも取得しましたが、愛着のあるメールアドレスなので、使い続けたいんだけどなあ。試行錯誤中です。うわーん。
祖母の見舞いに行くようになってしばらく経った。祖母の調子によって刺繍の話題を出してよい時と悪い時があるので、なかなか教えを請いにくい状況だが、考えようによっては古の職人に弟子入りしたようでそれもまた良し。とする。
ともあれ、サボっていたわけではなく、着々と練習は進む。
これは母用ブックカバー。師匠仰せの
「基本且つ究極のステッチはアウトラインとサテン」
と言う指導の下、ひたすらその二つだけを練習するための図案。図案は中国で60円で買った蝶々図案集より。
意気揚々と図案を切れに写して持って行くと
「サテンステッチは豪華になりすぎるのでロングアンドショートステッチになさい」
しょぼん。しかも
「一本取りでやった方がきれいよ」
だそうで。
L&Sステッチとかサテンステッチは面を埋めるためのステッチで、一本取りってことは倍時間がかかる。でもがんばる・・・短気な私は何度もムキーッとなる度に、コジロウをなでて自分をなだめた。
これはN君に頼まれたブックカバー。性懲りもなく鳥獣戯画より。
初め普通に2本取りでやったのだが、どうしても線が気に入らなくてムキーッとほどいてコジロウコジロウと呪文を唱えつつコジロウモフによる儀式を行い、気を取り直してから一本取りで再開。元の図案のどの線を生かすか、それとも省くのかが思案のしどころ。本当はもっと細かい線がたくさんあるのだ。
それに何と言っても躍動感と線の動きが今後の課題。一回絵を模写してから入ると筆の感じとか流れがつかめてよいのかも。でも物凄く疲れるのでしばらくやりたくない。
さて、この絵の中には実は猿が3匹。N君わかるかねぇ?
本をカバーするとこんな感じ。
そろそろブックカバー以外の何かに着手するべきだと思うのだが、縫い物がね・・・直線縫いでできて、飾り物じゃない、私が使えるものってなんだろう。
ところで、コジロウモフとは、コジロウの腹毛(もしくは背中、頬でも可)に顔をうずめてフガフガと深呼吸をすること。最近コジロウの両前足におできができてしまったのだが、過剰モフによるストレスでないことを祈る。
サントリーが、ウィスキー樽を再生して家具を作っている。何十年かウィスキーを貯蔵した樽を廃棄せず板に戻して色々作るのだ。シリーズ名は「樽ものがたり」という。酒飲みとしては非常に魅力的で、当家ではダイニングテーブルと椅子を3年位前に購入した。少し高かったが私もまだ働いていたし、いよいよ困窮して家中の酒がなくなってしまったら、かんなで削って水に漬ければ急場もしのげる。それに何と言ったってやっぱりロマンチックではないか。
私は特に椅子のすわり心地が気に入って不満なく使用していたのだが、先日サントリーの樽ものがたり事務局から手紙が来た。要するに、
「お客様のご購入になった製品の主要部に樽材が使用されておりませんでしたことを陳謝します」
と言う内容で、結構がっかりしたが、まあちゃんとした材料ではあるらしい。このご時世にしてはちゃんと正直だし、HPも一時休止しているし、命に関わるわけでもないし、しょうがないかと思っていた。
そうしたら、今日再度のお詫びの手紙とともに
山崎12年送られてキター
・・・サントリー、許す。
でもね、そういうことなら言わせてもらうが、うちは家具の他に床材にも樽ものがたりを導入したのだから、どうせなら山崎12年なんて樽で送ってくれたらもう周り中に触れ回ってサントリー製品の販促に努めますぜ。
ご近所に、庭で季節の花を美しく咲かせつつも、それはそれは美味しそうな野菜を大量生産しているおじいさんがいて、私は心でその人を「緑の翁」と呼んで、ガーデニングの師と仰いでいる。
去年は通りから見えるだけで、えんどう豆、インゲン豆、胡瓜、ピーマン、トマト(大玉)、茄子、唐辛子を生産していて、特に唐辛子は秋頃に軒下に赤々と干されていたのが非常に羨ましかった。しかも作ることには熱心だが、余り収穫には力を入れていらっしゃらない様子で、野菜はいつも熟れまくり、食べきれない分か、そのうち枯れていくのが切ない。近所情報では、緑翁に許可を得れば勝手に収穫していいらしい。もっとみんな食べようよ。
実は先週、当家でも昨年に引き続きミニトマト、ゴーヤ、さらに新規メンバーとして韓国唐辛子、ハバネロ2種をラインナップしたので、機会を見て緑翁に栽培のコツとか教わりつつ、今たわわに実っているえんどう豆をおすそ分け・・・っちゅーかせめて道にはみ出している分の収穫の許可をいただきたく・・・などと卑しいことを思って、翁の家を通りかかる時にはなるべくゆっくり歩くように心がけている。
今日いつものスーパーで買い物を済ませ、店を出ようとしたら何と緑翁が葱をレジ袋に入れているではないか。これはチャンス。ちょっとゆっくり歩いていれば、同じ方向、きっと緑翁と同道、ということになって、世間話もできるはず。店を出るときにさりげなく
「こんにちは~」
なんて近所をアピールし、後ろを気にしつつゆっくり歩き始めた。
・・・ところ、後ろから颯爽と自転車に乗った緑翁が追い越して行くではないか。
結局声をかける隙も与えてもらえず、私は一人笑いながら家に帰った。
緑翁、絶対70台半ば以降だと思われる。野菜作りは体力か。
on コジロウ 初めての友達